2020年3月20日金曜日

「Azure SDK for Go」とは別の独自サービスパッケージ

Azure SDK for Go のドキュメント」サイトの「Azure SDK for Go のインストール」ページを読み進みています。

Azure SDK for Go を入手する」セクションにて、いくつかのAzure サービス用のパッケージは Azure/azure-sdk-for-go とは別に用意されているとの記述があり、それらは主にストレージ サービスとメッセージング サービスのパッケージです。

ストレージ サービス

File Storage(パッケージ:Azure/azure-storage-file-go

  • Azure上に構築されたSMB プロトコルのファイル共有システム。
  • 汎用 OS(Linux, macOS, Windows、など)でのファイル共有で使用。

Blob Storage(パッケージ:Azure/azure-storage-blob-go

  • ファイルをBLOBで扱うストレージ。
  • 大量データの蓄積や操作(アーカイブ、ランダム アクセス、データ解析、など)

Queue storage(パッケージ:Azure/azure-storage-queue-go

  • RESTでのテキストメッセージをキューイングする。
  • Service Busと比べてキューイング(格納)に重きが置かれている。

Table storage(パッケージ:なし)

  • 分散Key-Valueストア。

メッセージング サービス

Service Bus(パッケージ:Azure/azure-service-bus-go

  • TCP プロトコルのメッセージをキューイングしたりPub/Subで処理する。
  • Queue Storageと比べてメッセージングに重きが置かれている。

Event Hubs(パッケージ:Azure/azure-event-hubs-go

  • HTTPS/AMQP/Kafka プロトコルの大量のイベントを受け取って、Kafka プロトコルに対応したサービスに振り分ける。
  • ビッグ データ向け。

Event Grid(パッケージ:なし)

  • 対応したAzure サービスからのイベントを受け取って、対応したAzure サービスに振り分ける。

サービスのパッケージが分家する動きは、Azure SDK for Goがベータ版だった時からあり、最初はストレージでした。

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